2015年5月29日金曜日

【基本編2】DTM/DAWの単語解説【Mix編】

続けて第2弾です。
結局前回はDTM/DAWとAD/DAの事しか書けなかったので今回はもっと単語数を増やしていきたいと思います。
DTM/DAWの中でも私はMixingを重点的にやっているのでそのあたりからお話しします。


まずMixing(Mix)とはですが、これはDAW上でいろいろな音を混ぜあわせる事をMixと呼びます。
一つの楽曲にはボーカルがあり、ギターがあり、ベース、ドラム、キーボードと多くの楽器が存在します。
それらをうまくバランスを取ってあげ、すべての楽器がちゃんと聴き取れるようにしてあげる事をMixと言います。


またその際に各楽曲に対して様々な加工、編集を行います。
それらをエフェクトと呼びます。
ボーカルにリバーブやディレイをかけたりするのがわかりやすい例でしょうか。
なおこの際トラック(楽器)に直接かけるものをインサート、別のトラックを使ってかけるものをバス、センド、AUX(オグジュアリー)と言います。
この辺りはエフェクトのお話が出たタイミングでお話しします。


先出しましたが、DAW上の楽器などの音をトラックという名称で扱います。
声などオーディオデータを扱うトラックをオーディオトラック
MIDIを扱うのがMIDIトラック、ソフトシンセを扱うのがインストゥルメントトラック
バス等はそれぞれ、バス、センドドラック、AUXトラックと呼びます。
最後にそれぞれのトラックが一つになって扱われるトラックをマスタートラックと言います。


各DAWごとに違いはありますが、トラックにはボリュームを調整するフェーダー、音を左右に振るパン、ミュートとソロ再生できるボタンなどが付いています。
私はMixの作業を始める際この3つの機能を使ってある程度バランスをとります。
そして完成系のイメージを組み立ててしまいます。


そしてここからエフェクトをかけながら調整作業に入ります。
エフェクトについては次回詳しくお話ししたいと思います。


エフェクト等をかけ、バランスも最終調整が終わった後、このデータを書き出します。
これをバウンス。書き出すファイルの名前を2Mixと呼びます。


その後、マスタリングという作業をします。
これは一定の規格に音声データを統一させる事でこれによってCDはほぼ同じ音量で聴くことができます。
この作業が終了すると完成です。


一連の流れはこのようになっています。
DTMで曲を作った後にこのような作業をしています。


DTMからMixまで一連である方はDTMの段階でバランスをとりながらやると作業効率が上がると思います。


次回の単語解説は更新が遅くなります。
その代わりエフェクトなどについて詳しく説明していきたいと思いますのでお楽しみに。




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